生前整理アドバイザーの土井です。ブログへのご訪問ありがとうございます。
もうすぐ2023年も終わろうとしています。新型コロナも五類感染症に分類されるようになったので、
昨年とは大きく違い私達の行動も制限がなくなり故郷への帰省も増える年末年始の時期を迎えます。
久しぶりに高齢の親御さんに会う人、久しぶりに子ども達とゆっくり会う時間を持てる方も多いのではないでしょうか?
そのように家族が揃った時に、是非とも話題にしていただきたい事があります。
「人生会議」と言う言葉を聞いた事がありますか?
それは、もしもの時のために、自分が望む医療やケアについて前もって考え、
家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取り組みのことを意味します。
別名、ACP(アドバンス・ケア・プラニング)とも呼びます。
自分らしく生ききるために、今後の治療や療養、もしもの時の延命治療についての
気がかりや価値観を周りの人と共有しておくことはとても大切です。
このようなことを考えたことはありますか?
「どのように自分が死にたいのか?」
「自分の人生の最期にどのような治療を受けたいのか?」
「どのように自分の人生の終わりを過ごしたいのか?」
誰にでも訪れる最期の時のために人生会議はあります。
自分の本音を誰か信頼できる人に話しておくことはとても大切です。
その場合、緊張を強いられる病院ではなくてリラックスできる自宅にいる時の方が、リラックスして話をすることが出来ます。
特に終末期を迎えている人は誰かに相談をしておくこと、一人で抱え込まないことはとても大切になってきます。
終末期を迎えた人が本音を語ることは本人の気持ちを楽にさせますが、
周囲の人の肩の荷が下りることもあります。
話さないとちゃんと伝わらない自分の気持ち
聞かないとちゃんと理解できない相手の気持ちがあります。
家族に伝えるのが重たすぎると思う時には、看護師や医師に伝えることでアドバイスがもらえることもあります。
1回の話し合いで答えが出せる内容ではありません。
何度も何度もコミュニケーションを重ねることが大事になってきます。
状況が変わる度に対話を重ねることも大切。
話し合いと、何か記録しておくことも自分の想いや相手の想いを誰かに繋ぐことができるので推奨されます。
縁起でもない話は、縁起でもない時にしか出来ない!
もしも自分が病気になった時にどうなる?
どうしてほしい?
どんな価値観を優先させたい?
いざ自分が大きな病気になった場合、
急に自分が意思を伝えられない状態になった場合、
そうなってからでは手遅れになる場合があります。
元気で自分が想いを伝えられる状態の時に、
自分と深い関わりがある家族や大切な人に伝えておきましょう。
その絶好のチャンスが年末年始に家族が集まったときになります。
ACPはイベントではなくプロセスである。
一回で終わる決定事項ではなくて、繰り返し話し合うことが非常に重要になります。
定期的にアップデートする必要があります。
しかしながら、私たちは日常の生活の忙しさの為になかなか話し合う機会を持つことが難しくなっています。
家族が集まったタイミングに、お互いの本音を話し合っておくことは大きな意味があります。
医療的な治療について、緩和ケアについて、万が一の場合の延命治療について、
そして生命保険の内容を確認しておくことも必要な内容です。
生前整理の話もしておきましょう
健康や生き方の話をするもがACPですが、
それと同じくらいにもっと日々の生活に関わった絵くるのが「モノの片付け」になります。
つまり、生前整理の話になります。
モノが多くて困っていませんか?
自分以外の家族のモノがまだ残っていて困っていませんか?
安全に健康的に暮らせる家ですか?
1人で解決させるのが難しい場合には、回りの人に助けを求めましょう。
人生会議の話もそうですが、生前整理も早く始めれば始るほど良いです。
一度や二度やったからといってすぐに解決させるのは難しいです。
モノに対する自分の想いを伝えておく、
困りごとを相談してみる、
一人では出来ないことを頼んでみる。
改まって話すと大袈裟になりますが、年末年始に美味しい食事を食べながら、
楽しい一家団欒の時にさりげなく話題にすると話しやすいものです。
1人では大変な時、家族からの助けが得られそうにない場合には、プロの業者を頼りましょう。
専門家には知識とスキルがあり、一気に物理的に片付きます。
処分に困るモノ、重たくて大変なモノ、買い取りをしてほしいモノはプロの業者に依頼するとアッと言う間に解決します。
縁満では、どんな片付けに関するお困りごとにも対応しています。まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。