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寝具類の見直しをして押入れをスッキリさせる

2023.10.30

生前整理アドバイザーの土井です。ブログへのご訪問ありがとうございます。

 

床置きが多くないですか?

モノが多くて一人では片付けられなくて専門の業者に片付けをご依頼される方には、

様々な特徴がありますがその中でも圧倒的に多いパターンは

「床置き」が多いと言うことです。あなたのお宅は如何ですか?

床に直接モノが置いてあって、開けたくても扉が明けられない食器棚やドアがありませんか?

そうなのです、そのようなお宅ではよくお見かけするシーンです。

 

押し入れの前には山のような衣類や本が置いてあって襖を開けることが出来ない方。

食器棚の前に、買ってきた調味料や日用品が沢山あって、下半分が全く使えていない方。

タンスの前に、段ボールで届いたモノがずっとそのまま放置されていて、タンスが開けられなくなっている方。

このような方の場合、ハッキリと言えることがあります。

 

「中のモノは使えていない」

「何が入っているのかさえ忘れている」

「なくても困らないモノがほとんど」

そのような状態になっているパターンがとても多いです。

 

しかし、外に出ているモノや床置きしているモノはどうかと言うと

「今使っているモノ」「なくてはならないモノ」になっています。

そしてこのような状態の方はこのような悩みを口にされるのです。

「収納する場所がなくて困っています」「どこかに収納したいです」と。

さて、この悩みの回答はどこにあるのでしょうか。

 

 

収納する場所はあります!

それは、今は全く使えていない場所を見直せばよいのです。

ここしばらくは全く使っていないモノばかりがあり、それがなくても毎日の暮らしには何も支障がないのですから、

見直しをすると処分出来るモノがそこには大量にあるはずです。

全部とまでは言えませんが、かなりのモノが処分対象になることが多いです。

その収納場所で最も広いスペースはどこかと言うと、ズバリそれは押入れになります。

今回は押入れの整理について考えてみたいと思います。

 

 

押入れの仕組みと変化

押入れは本来、寝具類を収納するのに最適なスペースとなっています。

生前整理を進める中で、寝具類の整理は必ず必要になってくる時期があります。

結婚して家庭を持ち、子ども達が生れて家族の人数が増えるに従って寝具類も増えてきます。

日本には四季折々があるので、季節に応じて必要になる寝具があるので、増える時にはどんどん増えるでしょう。

 

 

しかし、いつしか変化が訪れて減ってくることがあります。

 

子どもが成長して大きくなって使わなくなる寝具類が出てきます。

家族の人数が減って使わなくなることもあります。

子どもが社会人になって独立して一人暮らしを始めたり、結婚して新しい家庭を持ったりして実家を離れると減ります。

一緒に暮らしていた家族が亡くなって減る場合もあります。

 

 

ライフスタイルが変化することもあります。

布団を敷いていた生活からベッドを使う生活になったら、使わなくなる寝具類が出てきます。

このように、様々な変化に応じて寝具類も変化していきますが、

変化に対応が出来ていないと、そのまま昔の状態の寝具類が押し入れに入ったままになっています。

押入れの生前整理をして中の寝具類を減らすと大きなスペースが生まれるので

、今までしたことがない方は是非とも取り組んでいただきたいです。

押し入れの整理はこの4つの段階で進めていって下さい。

 

 

全部出す

  • まずは押し入れから全てを出します。
  • パッと見ただけで判断はしないで外に出してみます。
  • 衣装ケースがあったら、そこに入っているモノも出します。
  • 古くて硬くなった布団が出てくるかも知れません。
  • 子どもが赤ちゃんの時に使っていた懐かしい布団も出てくるかも知れません。
  • 新しい敷きカバーを買って今はそれを使っているのに、シミがついた前のカバーがあるかも知れません。
  • 頂き物の毛布が大きな箱に入ったままあるかも知れません。
  • まずは何が入っているのか全部出してきちんと把握する必要があります。

 

 

種類に分ける

  • 次にすることは、出したモノを種類に分けて並べます。
  • 敷き布団、掛け布団、カバー類、枕や枕カバー、毛布類、
  • 布団以外の衣類や季節の家電製品もあれば、カテゴリーに分けて並べて俯瞰します。
  • 何がどれだけ入ったまま使われていなかったのか把握しましょう。
  • 種類に分けながら思うところがあるはずです。
  • 「もうこれは絶対に使わないな」
  • 「こんなモノがまだあったんだな」
  • 「ずっと探していたモノがこんなところにあったんだ」と気付くこともあるでしょう。

 

 

  • 要るか要らないか仕分ける

  • 種類に分けた後には、それらを今後どうするのか決めます。
  • 時々出して使っているモノや今ままでは使っていなかったけれど、
  • これからは使いたいと思うモノは「要る」として残しましょう。
  • しかし、そうでないモノは思い切った判断が必要になります。
  • 「勿体ないから」「まだ使えるかも知れない」
  • と言う曖昧な感情で残すとまたそのまま使わないまま放置になる可能性がありますので、大胆に思い切った処分をしましょう。

 

 

  • 空いたスペースを有効活用する

    かなりのモノを処分することが出来るはずです。

  • そこには大きなスペースが生まれるでしょう。
  • 今度はそこに、外の床に置いたままだったモノを収納していきます。
  • それらは現在活躍しているモノが多いはずです。

 

 

押入れは大きな空間なので、そこを整理すると収納の悩みをかなり減らせることが出来ますので、

床置きが多くてお困りの方は是非とも片付けてみて下さい。

今回は押入れの片付けの具体的な方法についてお伝えしましたが、

モノが多くて一人で片付けるのが大変な方はどうぞ片付け専門のプロを頼って下さい。

沢山の不用品が出た場合の処分も、あまりに多かったり、重たい家具があったりすると一人では無理になってきます。

 

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