大阪市内
豊中 箕面
MV
NEWS

お知らせ

【不安ゼロへ】相続手続きに必要な書類を“目的別”に整理|行政書士が解説

豊中市、箕面市、大阪市を中心に相続手続きのサポートをしております、行政書士の前川です。

ブログへのご訪問ありがとうございます。

「どの書類を集めればいいのか分からない」「何から始めればいいのか不安」

そんな声をよく耳にします。

相続手続きは、多くの方にとって人生で数回あるかないかの特別な経験。

その一方で、必要書類が多く、集め方や使い方を誤ると“やり直し”になるリスクもあります。

この記事では、「なぜその書類が必要なのか」「どこで取得するのか」を、目的別に整理して解説します。

この記事でわかること
  • 1. 相続手続きのゴールは「財産の名義変更完了」
  • 2. 書類は“目的別”に揃えるのが重要
  • 3. 書類取得のコツと行政書士の活用がカギ

相続手続きのゴールとは?

まず考えるべきは「何をもって手続きが完了したと言えるのか」です。

 

その答えはシンプルで、「相続人に財産が確実に引き継がれた状態」になっていること。

 

たとえば、

• 銀行口座の名義変更が終わり、預金が引き出せた
• 不動産の名義が変更され、登記が完了した

 

このような状態に至るために、必要な書類を揃えていく必要があります。

 

そして、これらの手続きにおいて最も重要な書類が 「遺産分割協議書」 です。

目的①「誰が相続人か」を確定させるための書類

相続人の確定は、どんな手続きでも最初のステップ。ここでは以下の書類が必要です

 

1. 被相続人の戸籍謄本(出生〜死亡まで)

・相続人を法的に確定するために必要

・出生から死亡までのすべての戸籍を取り寄せて確認

・取り寄せに日数がかかることもあるため、最優先で取り掛かりましょう

 

2. 相続人全員の戸籍謄本・住民票

・相続人であることを証明し、本人確認の資料にもなります

 

3. 印鑑登録証明書(相続人全員分)

・遺産分割協議書への実印の押印とセットで必要

・金融機関などで「発行後3ヶ月以内」といった有効期限が指定されることがあるため注意

目的②「何を引き継ぐか」を確定させるための書類(財産別)

不動産を相続する場合

登記事項証明書(法務局)
→ 不動産の正式な所在を確認するため

 

固定資産評価証明書(市町村役場)
→ 登録免許税や相続税の算定に使います

 

遺産分割協議書には、住居表示ではなく「地番・家屋番号」で正確に記載する必要があります。

書類の取得でつまずかないためのポイント

1. 役割を意識する
どの書類が「誰の確認」なのか、「何の確認」なのか、使い道を把握するだけでもスムーズになります。

 

2. 優先順位をつけて行動
戸籍謄本は取得に時間がかかるため最優先。証明書類も有効期限を意識して取得しましょう。

 

3. コピー&チェックリスト活用でミス防止
一度集めた書類が再提出で使えるとは限らないため、コピーを残しておくのが安心です。

相続専門の行政書士からのアドバイス

実際のご相談で最も多いのは


「何を準備すればいいのか全体像が見えない」


という声。

 

私たち相続の相談窓口は、書類の取得代行はもちろんのこと、
あなたの状況に合わせた手続きの地図を一緒に描くことができます。

【まとめ】不安を減らすカギは「書類×目的」の理解から

相続手続きは「誰が何を相続するか」を明確にし、それを証明する書類を集める作業です。

 

これらを目的別に整理して考えることで、不安はぐっと減らすことができます。

 

不明点や不安がある方は、相続の相談を専門に対応している私たちに、いつでもご相談ください。

 

必要な書類の整理から取得まで、あなたの相続手続きを全力でサポートいたします。

0120-045-558 お問い合わせ 無料相談受付中